風水とは?

世の中にはエネルギーが満ち、とどまらずに流れています。
例えば太陽の光が大地に降り注ぎ、植物や動物の生きていくエネルギーの源になっています。大地のエネルギーは生命を育成し、命が尽きたものを土に還し生命の元を作っています。人間にもそのエネルギーがあります。 このエネルギーの事を「気」と言っています。
「気」と言うと人を倒したり跳ね返したりする硬気功(気功の中でも戦いに使えるタイプの気功)を連想しがちですが、風水で言う「気」はエネルギーそのものを差しています。
人間の気がうまく循環していれば元気ですが、滞ってしまうと体調を崩してしまいます。
このように世の中には「気」が流れていますが、上手く循環しているところと、そうでないところ(停滞しているところ)があります。また、プラスのエネルギーとマイナスのエネルギーがあります。
ちなみに話はそれますが、神社のほとんどが「ケ」か「ハレ」の所に建立されています。「ケ」はいわゆるマイナスの気が停滞している所、「ハレ」はプラスの気が停滞している所(龍穴に通じる)です。
「風水」は「風を読み、水の流れを読む」事を意味しています。
「風」とは「気の通り道(龍道)」を、「水」とは「気の集まるところ(龍穴)」の事を指しています。
このように、エネルギーの流れや停滞を調べ、マイナスならば避け、プラスならば大いに利用し開運しようと言うのが風水術なのです。
なお、風水術の中には土地を見る「地理」、家相を見る「陽宅」、墓相を見る「陰宅」があります。 今、世の中で流行っているのは「陽宅」である家相が中心ですね。

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