思い込み
なんとか今日中にギリギリ間に合いました。(汗)更新が遅れてゴメンナサイ。m(__)m
先日、お名前を先に伺い後からお会いした方がいます。
その方は、偶然にも知り合いの女性と同姓同名だったので、会う前からなんとなく親近感を持っていました。
しかし、会ってみたら男性です。私はてっきり女性だと思っていました。
こんな事ならもう少し女らしい格好していけば良かったと後悔しました。(^_^;)
名前は「正美」。考えてみれば男性にも女性にも普通に使われている名前ですよね。
これは、私が勝手に「女性だ」と思い込んだ事が原因です。
動物的な思考は、「赤い」「丸い」「甘い匂い」などこれらを総合して「これはリンゴだ」と理解します。
「リンゴ」ならば「赤い」「丸い」「甘い匂い」などを過程したり推測できるのは人間にしか出来ない思考なのだそうです。
友人がピアスを落としたと聞いて、自分も探すのを手伝ってあげる時
落としたピアスがどんな形のものか、どんな材質なのかをはっきり聞かなくても探せますね。
それは、ピアスならばこれ位の大きさでだいたいこんな形状をしていて・・・と言う過程や推測が出来るからこそ探せると言う訳です。
逆に、人間に備わった能力が邪魔をしてしまうのが「思い込み」でしょう。
思い込みは、過去の経験や知識から過程や推測をし、導き出された結果を行動の指針にする前に「真実」だと断定してしまう現象です。
例えば、人ごみの中で友人だと声を掛けたら別人だったなんて事はありませんか?
これは、目に付く部分に友人と良く似ていた箇所があり、推測をして「友人だ」と断定したのです。
他の部分を良く見れば、友人と良く似た別人だと気付く事が出来るのに、一度本人と断定してしまうと友人とは違う部分が見えなくなってしまいます。
このように、思い込みは自分の考えや行動を制限したり限定したりしてしまいます。
「デートでは男性がおごるもの」「上司が部下の責任を持つのは当たり前」「夫は仕事、妻は家事をしなければならない」「目上に対しての礼節をわきまえなければならない」「上司たるや部下から尊敬される人間でなければならない」「私の事が好きなら私の全てを理解しているはず」「厳しくしつけないといけないと良い子供にならない」「誕生日は恋人から必ずプレゼントが貰える」「あの人が無視したのは自分の事が嫌いだから」「勉強が出来ないと駄目な人間」「だらしない格好をしている人は性格もだらしない」「子供は親に意見をしてはいけない」「自分が出来る事は他の人も出来て当然」
書き出したらキリがありません。(^^ゞ
ちょっと厳しい言葉も入っていますが、こんな風に思い込みの強い思考はしていませんか?
普段の生活で、思い込みの激しい人ほど不満を持っていたり、ストレスを抱える傾向があります。
先に書いたような事を強く思い込んでいる人は、その通りにならないと自分の描いた真実とは違ってきます。
また、思い込みの強い人によくある傾向として、自分の描いた真実は他の人にとっても真実であると考え、他人にも強要する部分があります。
しかし強要された側が同じ考え方でなければ、自分の描いた真実通りの行動はしないでしょう。
自分の描いた真実通りにならないと、それが不満やストレスに繋がってしまうのです。
思い込みは程度の差はあるとしても誰しも持っているでしょう。
機会があれば「○○のはず」と言う考えが浮かんだ時に、その後に「かもしれないなぁ」をつけて考えてみて下さい。
視野が広がるかも知れませんよ♪
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