ブドウ糖はガンの特効薬!?

昔、複数のガン患者に「これはガンの特効薬ですよ」と医者がブドウ糖を投与しました。
すると約30%の患者さんの容態が良くなったと言う医療の実験があったそうです。
今でも二重盲検法で新薬開発等に使用されているのですがこれは、プラシーボ(プラセボ)効果と言います。 プラシーボとはラテン語から来ていて「偽薬」を意味します。
ブドウ糖はガンに効く薬ではありません。それを特効薬だと思い込んだ事で体が反応し自然治癒能力を引き出したのです。
まさしく「鰯の頭も信心から」。

ことわざにはこんなのもありますね。「心頭を滅却すれば火も亦(また)涼し」この意味は、「無念無想になることで、火も涼しい」です。
織田信長が武田家一味をかくまったお寺を焼き討ちした時、お寺の和尚さんがこの言葉をつぶやき毅然とした態度で焼死したと言うもの凄いエピソードがあります。
焼死する位の火が涼しい訳はないと思っちゃいますが、これも心持ひとつで体が反応するひとつのプラシーボ効果ですね。

つまり、自分が強く思い込むと体はそれに応えて反応します。
ちよっと鼻水が出てきた時「あ〜風邪ひいちゃった・・・明日熱出るかも・・・」と思うとホントに風邪ひいて寝込んでしまうのです。
「ん?鼻かんですっきり♪」位にしか思わなければ、翌日朝は元気にお目覚めします。
ちなみに私はこの思い込みを使ってから、自慢じゃないですが10年位風邪で寝込んだ事ありません。(馬鹿と言う説もありますが(^^ゞ)
自分の否定的で強い思い込みが風邪をこじらせ、肯定的で強い思い込みが風邪を吹き飛ばすのです。
それだけではありません。
「ハゲは遺伝する」と言われてますが、自分の父や祖父がハゲだと「あ〜自分も将来ハゲるんだぁぁ」と思っていたら確実にハゲます。
「自分は母親似だから大丈夫♪」と心の底から思っていれば、多分ハゲません。もし遺伝的にハゲ確実だったとしても強く思う事で体が反応します。
何しろ不治の病が治っちゃう位ですからね。

来週は火がなくてもヤケドしちゃう恐ろしい逆プラシーボ効果についての考察です。
[1]週刊ココロコラム
[2]TOPに戻る