潜在能力開発・番外編
ココロコラムで「潜在能力開発」をシリーズ化していますが、「潜在能力を開発したらどんないい事が起きるですか?」と言うご質問が来ました。
そこで、番外編として何故潜在能力開発が良いのかを考察してみます。
【潜在能力とは?】
人間の脳は、実際に稼動しているのはごく一部で、大部分は普段の生活で使われていないと言われています。
脳は、自分が意識せずに行う心臓を動かすと言った生命維持の働きがあります。
そして意識・意志がある上で行われる働きがあります。これを顕在意識と呼びます。
潜在意識は意識・意志のない部分での脳の稼動をここでは指しています。
脳の使われていないと言われる部分に潜在意識のがあるとも言われています。
【潜在能力開発の秘訣】
脳は微弱な電気信号が流れる神経回路の集まりで、良く使う部分は繰り返し電気信号が流れその神経回路が太くなります。
繰り返しする行動は良く覚え、やがてはそんなに意識しなくても「体が覚えてる」感じで簡単に行動できますね。
これが神経回路が太くなり即座に行動する為の情報を引き出せるようになるからです。
逆に使われない部分は神経回路が細くなり、なくなる場合もあります。
普段の生活でほとんど使われていない回路を繰り返し刺激する事で、新しい神経回路が出来たり、使わなくて細くなった回路を太く出来ます。
つまり、潜在能力開発に繋がる行動を繰り返し行う事で、潜在能力が開発されるのです。
【潜在能力が開発出来たら】
大昔の人間は猛獣等の外敵の脅威、自然の脅威にさらされ、生命の危機に瀕する機会が多く、それを回避する能力もそなえていたでしょう。
また、言葉が生まれる前は、お互いの意志の疎通もテレパシーのようだったでしょう。
しかし、今ではそのような危機はまずありませんし、意志の疎通は言葉で出来ます。
その能力は人間が「大昔持っていた」能力です。この能力、つまり潜在能力を開発する事で、自分にとって一番いい行動が取れるようになります。
例えばいつもと同じ帰り道を通りたくないと、遠回りをして帰ったらいつも通る道でいつもの時間に大事故が起きていた、と言った生命の危機を回避する行動から、何となく持って出た持ち物が外出先で思わぬ役に立った、と言った些細な事迄様々です。
他にも相手の感情や思っている事が時々判ったり、ちょっとした予知が出来たり、悩み解決の糸口が突然判ったり、ひらめきが仕事の役に立ったりします。
これらは勘が鋭くなると言う言い方も出来ますね。どれも自分にとって良い事ばかりですね。
このように、潜在能力を開発する事は自分の生活にとても役に立つものなのです。
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