幸せの天秤・その2
考えてみてください。
知人がいつも自分に有利な美味しい話を持ってきてくれますか?
じっと待っていたら向こうからラッキーなチャンスがやってきますか?
宝くじに当たりたいと思っても宝くじを買わないと当たるチャンスすらないですね。
幸せはいつも他人がもたらしてくれるものではありません。
幸せになりたいならば、自分で幸せになるんだと決心する事が何より必要でしょう。
そこで提案その1です。
「幸せ日記」をつけてみましょう。
今日はいい天気で気持ちよかった。とか、500円拾った。とか、今日は信号がスムーズで早く会社に着けた。等
何でもいいのです。ささやかでも嬉しかった事や良かったなと思った事を1日1つ以上見つけて日記に書きましょう。
そんなの1つも無い、と言い切る「不幸」頑固モノも無理矢理探して書きましょう。
そして、その数を日ごとに少しずつ増やしていくのです。
馬鹿げた事だと思う人もいるでしょうが、書きたまった日記を読み返せば「幸せ」は身近でささやかな所にもいっぱいある事が自分自身で実感できるようになります。
提案その2。
何かに直面した時に思った事、感じた事、考えた事を後から思い返します。
例えば、恋人が出来た事を嬉しそうに友人が打ち明けたのを聞いて恋人のいない自分はちょっと落ち込んでしまったとします。
☆整理した自分の正直な思い
1「あ〜あ。あの子に恋人が出来て何で自分は恋人が出来ないんだろう。ルックスだってそんなに変わらないのに。」
2「いいなぁ。自分もラブラブになりたいなぁ。」
3「自分に恋人がいない事を知ってるのに、みせつけるように嬉しそうに話して優越感に浸ってるのか?」
4「くそっ。先を越された。くやしい。」
これを違う面から考えて見ましょう。思った事の「反対」をキーワードにすると良いかも知れません。
☆自分の思いとは別の考え方
1「あの子とルックスがそんなに変わらないから、自分に恋人が出来る可能性大なんだ。」
2「ラブラブもいいけど、今の私なら友人と旅行したり、男友達と飲みに行ったり、コンパに行ったりと恋人が居たら遠慮しがちな事が思いっきり出来る。」
3「あんなに嬉しそうに話してたから、私も恋人が出来たら嫉妬させちゃう位あの子に話してやろう。」
4「急いで失敗するよりも、じっくり良い相手を探した方がいいな。」
先程とは違う考え方ですね。いわゆるプラス思考の範疇に入るでしょう。
最初の思いが正直な自分の思いですから、感情的に絶対そう思えないでしょう。
そこで、紙に書いて自分に言い聞かすように、繰り返し声を出して読むのです。
ココロコラムの最初の頃にも書きましたが、脳は現実と非現実を区別出来ないので、繰り返し入ってくる「言い聞かされている」音声情報を現実と認識するようになります。
すると、段々「何で落ち込んでるんだ?」みたいな気持ちになってくるでしょう。
今回は2つだけでしたが、幸せになる提案は、これからもしていきたいと思います。
是非、自分自身で幸せを掴んで下さいね。
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