カンニング暗記術
私は学生時代、勉強するのが嫌いでした。
高校時代、テスト前でもテスト勉強する気になれず、しかしここで赤点はかなりヤバイと気持ちだけ焦りが募りました。
いろいろ考えた末、素敵なカンニングを思いつきました。(^_^;)
カンニング防止の為余分な筆記用具は持ち込めないのでこんな風にしました。
細長い紙を輪ゴムに貼り付け、ゴムを中心にくるくる巻紙状にしました。
それを巻紙が手のひら側にくるように左手首にはめます。制服の袖に隠れてそのゴムは見えません。
テスト中その巻紙を袖からするすると引き出せば・・・前にいる先生には解りません。(笑)
授業で「ここはテストに出るぞぉ」と言われた内容をクラスメートに確認し、後はヤマカンでピックアップした内容を細かく小さな紙にびっしりと書き写していきました。この時はなんだか楽しくてわくわくしながら作ってましたね。
結局そのカンニングは先生がうろうろしていたので、気が小さい自分には出来ませんでした。
しかし、なんと書き写した内容はちゃんと覚えてました。お陰で先生に「やれば出来るじゃないか」なんて言われました・・・(^^ゞ
この時何故覚えていたかが後から判りました。
人間の脳波は普段ベータ波が強く出ています。リラックスしている時や集中している時等はアルファ波が強く出ます。(眠るちょっと前にも出ています)
このアルファ波は「脳は案外おちゃめ」の回で述べている「顕在意識」と「潜在意識」の中間にあたり脳の神経回路が活発に働き効率よく記憶できるのです。好きなことはすぐ覚えられますよね。
これを応用すれば勉強などで暗記する時も効率良くできるかもしれませんね。例えばリラックス出来る環境を作るとか、興味のあるものに転化させる工夫をするとか。嫌々勉強してもあまり暗記できませんから、こういう所に時間と労力を使っても十分効率が良さそうですよ。
ちなみに今の私ならテスト勉強で出題されそうな内容を競走馬に見立てて競馬新聞みたいなの作るかも知れません。この内容は◎とかね(^^ゞ
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