魅力的なノートの取り方・その3
マインドマップの作り方については、全2回だけでは物足りないかも知れませんね。
あ、読んでいない人はまず読んでくださいね。(その1、その2)
個人的には、自分の好きにマインドマップを描く「マインドマップもどき」でも十分効果があるかなと思っています。
もし、興味のある方は、マインドマップに関連した書籍などがありますので詳しく調べられても良いでしょうね。
「決断」についてのマインドマップ利用例
新車が欲しいが、どうもあと一歩決断が出来ない場合を例に出して見ましょう。
・真ん中に「車を買う」を置き、思いつくままメリット・デメリットを書く。
・書き終えたら、メリットをイエス、デメリットをノーと考えて、どちらが多いか比べてみる。
・書かれている言葉で重複しているものがあれば、それをキーワードに捉える。
・イエスのメリットがノーのメリットを超えていれば決断する。
「問題解決」についてのマインドマップ利用例
自分の悩みが「あがり症」で、それを解決したい場合の例です。
・真ん中に「あがり症」と書きます。
・周りの枝葉は、連想出来るいろいろな要因を書いて行く。
・前回(その2)に出てきた「主要枝(BOI)」を参考にしてみましょう。
・ひとつひとつに対してどうすれば解決できるかアイデアを出すようにする
・出来上がったマインドマップを自分自身で分析する
マインドマップは、アイデアを練りだしたり、論文のような文章を書くときに良く利用されています。
応用として「決断」と「問題解決」の一例を簡単に出しましたが、他にもこんな応用も出来ます。
真ん中に自分を書き、まわりに自分の周りの人物を書く「登場人物の相関図」みたいなマインドマップを作ると、自分とまわりの人との関係性が具体的に判り、対人関係を考える指針になります。
特定の相手に対してであれば、真ん中をその人物にして、マインドマップを作るとその人物を多角的に見ることが出来るでしょう。
もし、何かの物事であれば、同じように多角的に捉えて分析できるので冷静な判断をする事も出来るでしょう。
自分を真ん中に書き、プラス・マイナス両方の自分の性格をマインドマップにすると自己分析が出来ます。
これから何かノートに取る時には、自由気ままにマインドマップで取ってみると、今まで見えなかったもの・気付かなかったものが判るようになるかも知れません。
また、マインドマップを作り続けていると「自分のカラー」が出てきて、より自分自身に判りやすいものが出来るそうです。
是非、一度トライしてみは如何ですか。(^^)
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