代替医療とは

現代の医療と言えば、投薬や手術を行う近代西洋医療ですが、これに当てはまらない療法の事を総称してこう呼んでいます。例えば鍼灸、カイロプラクティック、アロマテラピー、気功、民間療法など。カラーセラピーもこの含まれます。
言葉の発祥はアメリカで「alternative medicine」(オルタナティヴ・メディスン)を直訳したものです。
alternativeには選択肢、他の手段と言う意味あいもあります。
なお、イギリスでは「complementary medicine」(コンプリメンタリー・メディスン/補完医療)と呼ばれています。
欧米では70年代頃から注目され始め、西洋医学の完全対処療法の不完全性を補う有効性が認められ 今では病院に代替医療のセラピストが常駐している所もあるそうです。
「近代西洋医療」を生み出した欧米で、代替医療と言うカテゴリーも生まれたとは皮肉ですね。
日本では古くから中国の漢方や鍼灸などの東洋の流れを汲む医療がありました。
「手当て」とは体の悪い部分に手を当てて直す事を指している言葉です。これが本来の日本の医療に対する意識だったのですが、近代文明への発展で西洋医療信奉になっていき、古来からの意識は「迷信」扱いされるようなになりました。
結局日本ではこの代替医療については未だに市民権を得ていない部分が残っていますね。
代替医療はこれから欧米のようにじょじょに取り入れられて行く事でしょう。
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