◆カラーセラピーのシステム1
人が色を選択する際に、精神的・肉体的共に「自分の必要としている色」「自分の状況を表現する色」がある事は既にお話しました。
では、それが何故「セラピー=治療」に繋がるのかをお話します。
「自分の必要としている色」は以前お話した「マイナス部分」をニュートラルな状態に戻す作用があり、人間はそれを無意識に選択出来る能力を持っています。
では「自分の状況を表現する色」はどうでしょう。
例えば嫌な事があった時、その事を人に話すと少し楽になると言う体験は誰でも一度は経験されていると思います。
この様に人間は自分の心や体の叫びを色に投影し、吐き出し、昇華させる事が出来る能力を持っているのです。これも自然治癒能力のひとつであると考えています。

◆カラーセラピーのシステム2
色・形を判別するのはだいたい右脳で処理が行われています。
そして、論理的・理性的に処理しようとする左脳に比べて、感情的・本能的であり、自分にとって快感(高揚感・鎮静感)になるものを優先的に取り入れようとする傾向があります。
これは自分の状況を表現する色=心や体の叫びを色に投影し、吐き出し、昇華させる事により快感を得るのも同様です。
また、色を選択する→目からその色の情報を取り込むと言う2重の行動が、より右脳に快感を与えます。
この右脳の快感がバランスを取ろうとする左脳にも働きかけ、脳の指令が心や体に良い影響を与え、結果「癒し」に繋がっていくのです。

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