パーソナルカラー
■パーソナルカラーとは
1928年に発見された配色調和・不調和の原理を元に「ブルーベース/イエローベースカラーシステム」が出来ました。
その後発展しパーソナルカラーシステムが出来ました。
その後、アメリカのケネディVSニクソンの大統領選でイメージ戦略としてパーソナルカラーが使われ一般に広く知れ渡るようになりました。
その後、色を使う様々な分野で取り入れられています。
パーソナルカラーは肌や髪の色などから自分に似合う色を探します。
基礎は、ブルー系(寒色)・イエロー系(暖色)で判断します。
細かくはいろいろな方法がありますが、現在は色を季節に例えてカテゴリー分けした4シーズン法が主流です。
■パーソナルカラー診断
実際は、カウンセリングと共にカラーの布(ドレープ)を胸にあてて、顔写りなどを見ながら色を探していきます。
色が見つかったら、自分のイメージ戦略の手段として効果的にコーディネート出来る提案をしたり、「なりたい自分」に近づける提案をします。
カラーセラピーが内的にサポートするのとは対象的に外的なサポートと言えます。
パーソナルカラー簡易診断
ご自分で簡単に診断できます。
手動ですので、各設問の該当するアルファベットをメモして集計して下さい。(^_^;)
【診断の前に】
※この診断はなるべく主観が入らないほうが正確です。
自然光に近い状況で、複数の人とお互いの印象を話合いながら診断すると良いでしょう。
※あくまでも簡易診断です。この診断で解りにくかった方や正確に知りたい方は、本格的なパーソナルカラー診断を受けられた方が詳しく解ります。
1.あなたのもともとの髪の色は | |||||||
A | ソフトな髪質、ダークブラウン〜黒 | B | 赤みのないこげ茶〜緑系の黒髪 | C | 明るい茶色でつやがある | D | チャコールブラウン〜ダークブラウン |
2.あなたの肌は | |||||||
A | 青白く透明感がありほとんど日焼けしない、色黒の人はローズベージュ系 | B | ピンク系で白い。色黒の人はオリーブ系の肌 | C | クリーム色で白く生気と明るさがある | D | つやがあるベージュ系で頬は赤くない。色黒の人は小麦色 |
3.あなたの頬の色は | |||||||
A | 赤みがない | B | ローズ系 | C | サーモンピンク系 | D | くすんだオレンジ系 |
4.あなたの目の印象は | |||||||
A | ソフトな印象 | B | 白目と黒目のコントラストがはっきりしている | C | ガラス玉のようにキラキラしている | D | 深く澄んだ感じ |
5.爪を押した時の赤みは | |||||||
A | ブルーぽい深い赤 | B | 濃い赤 | C | ピーチピンク | D | 黄みの赤 |
6.良く着る洋服の色調 | |||||||
A | くすんだパステルカラー | B | 原色系 | C | 明るいパステルカラー | D | ダーク調 |
7.あなたはどの白が似合う | |||||||
A | ソフトなホワイト | B | 真っ白 | C | オフホワイト | D | ベージュっぽい白 |
8.黒を着た時の顔写り | |||||||
A | 強すぎて顔が地味になる | B | 顔立ちがはっきりする | C | 肌がくすんで強い影が出来る | D | 顔に影が出来違和感がある |
9.人から見られる印象 | |||||||
A | シックで華やか | B | シャープで都会的 | C | アクティブでナチュラル | D | 知的で落ち着いてる |
10. あなたにいちばん似合うセーターの色は | |||||||
A | 水色・ピンク | B | 黒 | C | ベージュ・茶系 | D | モスグリーン・エンジ |
10問の中で一番多かったアルファベットがあなたのタイプです。
もし、同じ数で複数あった場合両方見てください。
A | B | C | D |
色から見るメイク術
いつもよりもっとナチュラルでより美人に見えるメイク術を色の観点からご紹介します。
■ベースメイク
◆肌の色をコントロールする
自分の肌をチェックすると、肌色一色ではなく赤みのある部分やくすみの部分、血色の悪い部分や目の下のくま等が人それぞれあります。
これを補正すると、若々しい透明感のある肌になります。
なお、補正はトラブルの色の補色を使用します。
■ホワイト (黒ずみ)肌色を明るく
■イエロー (くすみ)いきいきした肌色に
■ピンク (黒ずみ)肌色を明るく
■グリーン (赤み)赤みをおさえる
■ブルー (くすみ)透明感を与える
【方法】
コントロールカラー(クリーム・リキッド)・・・顔全体に塗るのではなく、トラブル別にその部分を補正する為にごく少量をカバーしたい部分にぼかすように塗ります。
その上にファンデーションを塗ります。
※コントロールカラーは肌の補正効果が高い上自然に見えますが、たくさん塗ると逆効果になります。
初心者の方はメイク後にニュアンスカラー(パウダー)を使用するの方が失敗しにくいでしょう。
また、クリーム・リキッドファンデーションを使用している場合、この方法でフェイスパウダーを使用する事も出来ます。
◆顔にメリハリをつける
ファンデーションは、塗り方で肌の見え方が全然違ってきます。
眉間の上と目の下の頬はきっちり塗り、良く動く目元・口元、髪の生え際、フェースラインは薄塗りにします。
顔の中心から外側に向かって、滑らすように塗るのではなく、抑える・叩くように塗ります。
立体感を出すには、「出ている部分」「出っ張ってるように見せたい部分」にはハイライトを、「引っ込んだ部分」「引っ込んでいるように見せたい部分」にはシャドウをつけるシェーディングをします。
選ぶ色はファンデーションと同じような色目の濃淡を探しましょう。
【方法】
1.ファンデーションを使用する
自分の肌色に近い色をベースに、一段階暗い色をシャドウに、一段階明るい色をハイライトにします。
一番自然な仕上がりで失敗のない方法です。
2.シェーディング用のシャドウを使用する
チークやフェイスカラーで肌に自然に見える明るいベージュや暗めのベージュを塗る場所の大きさに合ったブラシでさします。
クリームやリキッドのファンデーションを使用している場合、クリームタイプのカラーを、指でぼかしてからフェースパウダーでおさえます。
※やりすぎると舞台メイクになりますので、抑え目に。きちんとぼかします。
■ポイントメイク
◆眉
眉を整えるのは開運メイクにも繋がります。普段の手入れで眉の扱いも簡単になります。
アイブロウはパウダータイプ、ペンシルタイプ、マスカラタイプがありますが、眉の濃い人はパウダーやマスカラタイプを、薄い人はペンシルを使うと上手く行きます。
なおペンシルタイプの場合、眉の毛と毛の間を埋める感覚で描くと自然です。
選ぶ色は、自分の瞳の色〜髪の色の間で選ぶと自然です。黒目・黒髪の人は濃いグレーも良いでしょう。
薄すぎる眉の色はふけた印象に、濃すぎる眉の色は垢抜けない印象になりますので、鏡で全体の色のバランスも見てみましょう。
◆アイシャドウ・チーク
アイシャドウ・チークの色はファッションや流行によっても変わってくると思いますが、肌の色と合わない色目を使うとシャドウやチークの色自身が目立ち過ぎて厚化粧の印象になってしまいます。
具体的な色についてはパーソナルカラー・メイクを参照して下さい。
◆アイライン、マスカラ
アイラインはペンシル、リキッド、水を使うパウダータイプ等あります。
まつげの間を埋め込むように描きます。ナチュラルメイクにはまつげや瞳の色に近い色のペンシルで、シャープな目を演出するにはリキッドか水を使うパウダータイプが良いでしょう。
なお、はれぼったいまぶたでまつげの生え際が隠れてしまう人はペンシルだとよれやすいです。
ウォータープルーフのリキッドアイラインがオススメです。
リキッドは筆タイプよりフエルトペンタイプの方が上手く線がかけます。
マスカラは、瞳の色が薄い(茶色い)人が黒々とした濃いマスカラをしていると瞳の印象が薄れ、生命力に乏しい印象を与える場合もあります。
黒以外にグレーやブラウンなども積極的に取り入れてみましょう。
◆口紅
どんな色目でも口紅を塗る時はリップブラシを使い、きちんと唇のラインを描きます。
スティックタイプの口紅を繰り出してそのまま塗るのは唇の形がぼやけ、だらしない印象になります。
パールが強いタイプの口紅は、唇のシワを目立たせて老けた印象になりがちです。
この場合リップグロスを併用すると良いでしょう。
明るい印象にしたい場合、口角を上げるようにリップラインを整えると良いでしょう。
パーソナルカラー・メイク
パーソナルカラー診断で自分の似合う色が解った方向けに四季別に使用すると良い色等をご紹介します。
春 | 夏 | 秋 | 冬 |